勉強方法

【復習とは】現役医大生が解き明かす復習の本質 勉強方法(Study Method)シリーズ

復習 復習方法

いたふの『勉強方法(Study Method)シリーズについて

  • 学校のテストでいい点数を取りたい!
  • 英検・簿記その他など資格試験に合格したい!
  • けれど部活や習い事であまり時間がない...
  • 趣味や様々な体験と勉強を両立したい
  • 効率的に勉強する方法を知りたい 

上記の方々に向けて、実際に国公立医学科の学生が行ってきた方法を解説していきます。

記事を書いている管理人いたふの経歴は以下のとおりです。

  • 公立中高一般家庭出身、現役国公立医学部医学科合格
  • 中高時代運動部に所属しており、3年の夏まで週6で活動
  • 塾講師や家庭教師で様々な生徒を指導

復習ってなに?

学校の先生や塾の先生などに、

「丸つけしたらちゃんと復習しといてね。」

と言われたことはあるでしょう。

大抵めんどくさいからやらないか、一応もう一回見ておくくらいという人が多いと思います。

ましてや次の日の予習や次の回の予習があるからと
目の前の復習をテキトーに済ませるなんてことが多いこと、、、。

ちょっと待ったあ!

復習こそ一番大事

予習なんかよりよっぽど復習をしっかりすることの方が大事

とりあえずこのことを頭に叩き込んでこの先読み進めていってください。

復習の位置付け

「徹底反復復習」と言うテーマの記事でも軽く復習の位置付けには触れていますが、

今回は復習の本質や目的に焦点を当ててより深めていきたいと思います。

次に読みたい

先ほど紹介した記事でも述べていますが、

勉強するとはどういうことだと思いますか?

少し考えてみてください。

色々な意見があると思いますが、

僕自身の意見としては

勉強=覚えること、他の人に説明すること

だと考えています。

特に受験や資格試験にパスすると言う面に関して言えば

覚える(記憶する)と言うことがとても重要です。

日々の勉強の基本は覚えることだと自分に言い聞かせてください。

(考えることももちろん勉強ですが、考えるためには土台となる知識を覚えないと話にならないですからね。)

では覚えるためにはどうしたらいいのか。

正直、繰り返すしかありません。

そもそも一回で何もかも覚えることができる人なんてなかなかいません。

そういう人もいるかもしれませんが、比較する相手が違います。

また、ちょっと調べれば出てくると思いますが

人間の記憶力を説明するときに「エビングハウスの忘却曲線」がよく用いられます。

このグラフは「人が一度覚えた内容を再び覚えるのにかかる時間をどれだけ減らせるかと言う節約率」を表しています。

中高生だと意味がいまいち理解できないと思うので、

一回勉強した内容は復習しないと時間が経つごとにどんどん忘れていく

ことが科学的に証明されていると言うことだけ知っておいてください。

引用:https://heart-quake.com/article.php?p=9963

だから、何もしなかったら忘れることは当たり前です。

そこで、忘れないように覚えておくために

「復習」が重要なのです。

何回も何回も復習することが大事です。

ここまでのまとめとして

  • 勉強=覚えること
  • 覚えるために復習が必要

復習のゴール

とにかく復習が必要なのはわかってくれたと思います。

何回も復習って、何回やればいいの?

という疑問が生まれてくるでしょう。

もっと詳しく解説していくよ!

ズバリ、復習のゴールは

次に同じ問題に出会ったら秒(すぐに)で答えられる

です。

単語とかならイメージがつきやすいと思いますが、

見て、反射くらいのスピードで答えられるようにならなければ意味がありません。

一度見たことがある問題こそすぐに答えられるように覚えるのが復習の役目です。

  • 漢字・英単語などの用語をただ暗記するものは特に反射レベルでできるようにする、
  • 数学の問題なら、解き方の流れや解説を覚えたりする

正直人によってたどり着くのに必要な回数や時間は違うからこそ

目標を、回数ではなく「秒で答えられる状態」にしています。

実際自分が持っている生徒さんにもこのように指導しています。

どういった復習方法をすればいいのか

だんだんと気になってくるのが、

いったいどんなふうに復習したらいいの、、

ですよね。

効率的で効果的な復習方法を別記事で紹介していますのでぜひこちらをご覧ください。

合わせて読みたい

復習の本質についての豆知識

豆知識という見出しにしましたが結構重要です。

質問です!

どちらがいいと思いますか?

  • 1つの問題集を3回繰り返す
  • 3種類の問題集を解く

今までの話を読んできた人ならわかるでしょうか、、

答えは、

1つの問題集を3回(覚えるまで)繰り返す。

3種類の問題集を解く

割と盲点なので注意してください。

特に自分の知識の足りなさに焦っていたり、

友達が自分とは違う参考書や問題集をやっているのを知って、

いろいろな問題集などに手を出す人がいますが

絶対にダメです。

多くの問題集に手を伸ばすと結局どれも中途半端、なんてことはよくあります。

とにかくまずは、

1つでも完璧に覚えたと言う問題集を作りましょう。

受験生や保護者さんたちも勘違いしている方が多く、

よくある失敗例なのでぜひこんなことにならないようにしてください。

1つでも完璧にした問題集があると、新しい問題に出会っても

「あ!あの問題集で見たことあるようなやつだ!」

となりやすく、また、

その問題集を完璧にしたという自信にもつながります。

まずは1冊をしっかり覚えたら、それが自分の記憶のストックになります。

同じ問題ばかりでは新しい問題は解けなくないですか?

というような質問も飛んでくると思います。

おそらく数学や理科などの問題に対することだと思いますが

これに対しては

大丈夫です。そんなことはありません。

基本的に新しい問題と言っても、

ほとんどは同じようなパターンの組み合わせ

です。

応用問題と言っても

パターンの組み合わせ方を変えているだけ

です。

なのでまずは1冊を完全に覚え切ってからにしてください。

確かに問題集のレベルなどもありますが、

まずは学校で配られたレベルでいいので極めてください。

そのレベルが中途半端なのに焦って上のレベルの問題集に取り組んでも意味がありません。

さらにいうと、

新しい問題でもいかに自分が見たことのある形に持っていくかが大事(また別の記事にします)

なのでやはり自分の覚えているストックを作っておくことは重要です。

まとめ

復習の大切さ、わかってもらえましたか?

最後にもう一度まとめておくと、

  • 勉強=覚えること
  • 覚えるために復習が必要
  • 復習は「秒で答えられるまで」する
  • タイミングよく復習する(徹底反復復習を参照)
  • 3冊を1回ずつより、1冊を3回!

です!

よーく頭に叩き込んでおいてくださいね!

よかったらブックマークでもしておいてください。

最後に

お疲れ様でした。

この記事をここまで読んでいる方は今の自分を少しでも変えたいと思っているはずです。

自分を変えるための手助けに少しでも力になれたら嬉しいです!

『今日が一番若い日』

『思い立ったら行動あるのみ』

これからも力になれるようなテーマをたくさん更新していくので

見ていただけると嬉しいです!

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